公言できない事を利用している訳ですから、後ろめたい気持ちが多少あるのも事実です。しかし、僕はこう思っています。
相当な素質がある人間だけがトップになれるというのはスポーツの特性ですが、それだけで順位づけが済んでしまったら僕のような素質のない人間はただの参加者ということになります。
しかし、僕は「ボディビル」というのは、確かに資質が重要ですが、イリーガルでも禁断でも、ようするにどんな手段を使ってでもステージで他の選手より「身体」で目立つことという結果だけが必要である競技。これに尽きます。つらいトレーニングや減量を行った過程など、何の評価にもなりません。結果しか求められません。
人それぞれトレーニング計画やサプリメント摂取などあり、AS使用もその計画の一環です。公言する必要もないですし、深く思い悩む必要もありません。要は筋発達に真摯に向き合えるかどうか、本当にトップを目指しているのかという内面の問題です。
逆に、本人がドラッグフリーをなにより重要視するのであれば、それはそれで有りだとと思います。本人の信念ですから。
ルールですから、ドーピング検査に対しては適切な対応をしなければなりません。山本氏も言っているように検査の時点で検出されなければいい、という解釈です。
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