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M君への手紙

どこかのM君へ、ボディビルに重要なことを伝言します。

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結果

評価されたポイントは、仕上がりが良かったことに尽きます。絞れていたことと筋量がある(ように見えた)ことです。体重ではなく、「見た目」です。これは重要で、結局何キロで仕上がったかは実は関係なく、その人の最高の身体が実現できるかどうかがすべてと言ってもいいでしょう。

たしかにOTで最後の減量追い込みにも関わらず、筋量は落ちなかったので効果は絶大ですが、それよりもそこまでいろんな角度で自分を追い込んでいることを無駄にしないようにという「気持ち」の方がより重要だと今になって気づいたのです。

良い結果は得られました。しかし、やはり無理した部分があったのでしょう。結局その後1月ほどトレーニングを中止する羽目に陥りました。ASの副作用もあったと思います。(その後から判断して私の場合には間違いないと確信しています。)


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効果

初めて使用したASは商品名ウィンストロール、薬品名はスタノゾロールという、ASの中では最弱の部類に入るものでした。
しかし、その最弱であっても効果は極めて高かったのです。特にトレーニング中のパンプは物凄く、自分が恐ろしくでかく見える感じです。筋力も向上し、扱う重量はある程度までは右肩上がりでした。
サイクルは、たしか4週間を増減させながら使用していました。特に副作用もなく(逆にプロホの方が副作用があった)、極めて順調に終えました。脂肪若干つきましたが、5キロは増えました。

そこから、次に減量に入りましたが、次にクレンブテロールを試しました。これは減量のために使用しますが、本来は気管拡張のための薬です。これには中枢神経に作用する働きがあり、若干の筋力増強作用もありました。
しかし、副作用(震え、動悸)があり、1週間で止めました。
最後の3週間はOTというもので、筋量維持を狙いました。これはアナボリック効果はイマイチですが、何より代謝速度が速く、使用中止を1週間前に設定できるため、ドーピング検査対策としてもってこいです(※いまでは2習慣以上あける必要があるようです)
こうしてコンテスト1週間前までで服用を中止しました。

その時の肉体的変化から言うと、まさに脂肪だけ落ち、筋肉が少ない脂肪を突き破った状態とでもいった、経験の無い本当に仕上がった姿をみました。

最初の出会い

基本的に私は、トレーニング以外のサプリメント関係に非常に興味があったので、いつも雑誌やインターネットで情報を探していました。
たしか、フィットネスショップで販売していた、外国製のサプリメント(ASではない)を購入し、筋肉が増えることを願っていました。

しかし、普通に店で売っているサプリメントに効果などあろうはずもなく、また減量と減量期のトレーニングの方法を解かおらず、大きく筋量を減らして、大会に臨み見事に予選落ちという屈辱を味わいました。
翌年も予選は通過しましたが、満足のいく身体・コンディションを作ることができず、非常に悩みました。
その時点では、減量用のサプリとプロテイン、CLA等を摂っていたと思います。

たしか、その次年にプロホルモンの1-Tという製品を知り、ドーピング対象の成分が入っているかもしれないと思いつつ、試してみました。
これが、禁断への最初の出会いでした。

効果は、その時には絶大に感じました。体重も5キロ近く増え、脂肪も乗りましたが、筋力が大きく向上したことを実感したのです。今まで感じたことの無い感覚です。今にして思えば、モロですが、その当時はサプリの延長線に考えていて、どのサプリより強烈な威力のあるもの、という認識でした。

その翌年は階級をあげることができ、成長できていると思っていました。
しかし予選通過できず、非常に悔しい思いをしました。ここの予選落ちは仕上げとコンディションが全くダメで、非常に落ち込みました。
また、減量中の筋量減少が著しかったこともあり、なぜ、減量して筋量を減らさなければならないのか、せっかく獲得した筋肉が落ちてしまうことを暗に強要する審査(この辺は主観的な見方なので、その時に思ったこととして記載)であるのか。
強く疑問を持ちました。

このまま、手をこまねいていては、オーバーオールはおろか階級別でも表彰台すら上れない。そう強く感じたので、減量しながら筋量を失わない方法をとる覚悟を決めました。そうASです。

結果的に、次の大会では今までに無い成績を収めることができました。


伝えるべきか

M君へ
私のボディビルに対する姿勢をお伝えします。

私は、ボディビルが好きだと思います。思うというあいまいな表現は、こんなに見返りの少ない、評価される機会の少ないスポーツが他にあるのか、また減量のキツさや日焼けを強要されるなどの純粋に筋発達をみることと乖離したものが本当に好きだと思えるのか、という思いを強くもっているからです。

しかし、ボディビルというよりも、自分の設定した目標を達成したいという「自己実現」とという部分に動かされているのは大きいと思っています。
たしかに、パンプアップした身体を視ることは非常に悦に入りますし、身体の大きさを指摘されたときのこそばがゆい感じもあります。

私の目標は、オーバーオールでの優勝です。
そのために何を為すべきかを常に考えています。
素質に恵まれている訳でなく、決して若くないからだを最大限酷使しても現状を打破できないのであれば、目的のために必要な手段を選択しなければならないはず明白です。
ルールはルール。ただ、1分を争う急いでいるときに信号が赤でも渡りませんか?
もしそのことで誰かが損をしたとしても、それはその人の努力不足だと言えます。
したい・したくないは個人の自由、赤信号を渡る様々なリスクを負うのですからリスクの無い人よりアドバンテージがあるのは当然です。
競技してる人間に何より求められるのは「勝利」でしょう。敗者の美学や清廉さは
単なる慰めでしかありません。

だから私は近道をします。






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